顧客に発送する前に顧客が利用するWi-Fiなどを事前設定する方法について。
1台またはほんの数台のデバイスの設定を行いたい
OS3.5.0以降は接続成功か失敗かに限らずブラウザ、UART、obniz-cliなどすべての方法で設定された設定を記憶します。そのため手元にないWi-Fiなどであってもブラウザにて入力し"Connect"を押すことで接続には失敗しますが保存されます。無設定では端末はすぐにユーザー入力待ち(LEDがある場合は紫点滅)となりますが、再起動後には保存された設定で接続しに行くためLEDがある場合は緑の点滅となり接続トライを行います。
大量のデバイスに同じまたは別々の設定を行いたい
BLEゲートウェイシリーズなど無線での設定が必須のデバイスにおいては施設・オペレーション機能が最適です(OS3.5.0以降とプラン契約が必要)。obnizのスマートフォンアプリを入れてクラウド上に設定を用意しておけば、電源が入っているobnizデバイスにスマートフォンを順次近づけていくだけでネットワーク設定だけでなくクラウド上の設定も完了します。
同一のネットワーク設定だけを行いたい場合は、obniz-cliを利用することでjsonファイルを元にコンピューターのWi-Fiを利用して周辺に置かれている接続設定待ちのobnizデバイスに一気に同じ設定を書き込むことも可能です。
UARTで有線接続ができる場合はobniz-cliでjsonファイルを指定することで同一設定を書き込んだり、同じく施設・オペレーション機能をobniz-cliで利用することで同一または別々の設定を順次書き込むことが可能です。
コメント
0件のコメント
サインインしてコメントを残してください。